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No75 熊野神社の祭神 [日本の歴史]

青森県南津軽郡田舎館村の熊野宮、五所川原市梅田の熊野宮、弘前市田町の熊野奥照神社、東津軽郡平内町狩場沢字関口の熊野宮、弘前市樋ノ口町の熊野宮、弘前市堀越の熊野宮は、すべて、伊邪那岐命、伊邪那美命(伊弉諾命、伊弉册命、伊邪那岐神、伊邪那美神、伊弉諾命、伊弉册命、伊弉諾尊、伊弉冉尊)
すみません。漢字ばかりで。すべて、イザナギとイザナミを祀っているのですが、本当は、漢字が違いますと、意味する所が異なります。僅か、青森県だけの熊野宮で、是だけの違いがあるのです。
この資料作りをしていたときに、熊野神社の祭神は、他の神も祀られていることは知っていましたが、イザナギとイザナミが主体だと思っていました。
 そして、時間がないので、各神社の創祀は、資料に加えませんでした。しかし、資料つくりのときに、目は通しますと、創祀不明とか、江戸時代とか書かれていたように思います。和歌山県から勧請したように書かれていました。
当然、和歌山の熊野神社の祭神は、イザナギとイザナミと思っていましたら違います。

和歌山の熊野神社は熊野三山、熊野三所権現ともいい、和歌山県新宮市にある(熊野速玉神社)、東牟婁郡本宮町にある本宮(熊野坐神社)、同郡那智勝浦町にある(熊野那智神社)の三社の総称で、全国の熊野社の総本社になります。
全国の熊野社の総本社とは、どういう意味かよく判りませんが、青森県で、新しい村を作ったときに、熊野神社を作ろうかと考えたときは、勝手に作ることができないのでしょうか? そうではなく、作っていたが、権威をたかめるためとか、全国の仲間に入れてもらうために、勧請という形をとったのでしょうか? どちらにしても祭神は同じでないとおかしいです。
熊野三山の祭神は、同じではありませんが、家津御子大神(スサノオノミコト)は共通です。
ということは、青森県の熊野神社と祭神が異なります。是は、どのように考えればいいのでしょうか? 偶然、同じ名前の熊野神社になったと考えるしかないでしょうか? 
大変なことです。こうなると全国の熊野神社を調べる必要があります。8000社もあるといいますから、私一人では無理だなとしり込みしています。全部調べてから書きますと、いつのことになるか判りませんから、判ったことから順に書いていきます。
次回は、出雲の熊野神社を書きます。


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