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歴史番外編 No29 達磨寺境内古墳群 [歴史番外編]

1. 一号墳 本堂の東北隅に所在。円墳。高さ3m。径約10m。横穴式石室(全長5.8m)が東向きに開口。昭和40年に調査。玄室長さ2.8m。幅1.7m、羨道現状長さ3m。幅1.1m。玄室内に凝灰岩組合せ式石棺の一部残存。6世紀末ごろに築造。石棺の付近からガラス小玉」ガラス管玉、鉄銀片のほか、杯、台付長頚壷、同蓋、長頚壷、堤瓶、短頚壷、坩の須恵器が出土。
2. 二号墳 一号墳のすぐ南に所在。未調査。径10mぐらい。一号墳より古い。古墳の上に松のが生えており、横穴式石室の一部は、懐中電灯で照らせば見えます。
3. 三号墳。平成14年の本堂建て替えにあたり、調査されたものが、WEBに公開されています。http://www.kashikoken.jp/from-site/2002/daruma.html

三号墳の石室を利用して造られたらしい小石室がありました。中に石塔があり、その中から舎利容器出土。小石室は一辺約50cm、深さ約80cm。石塔は五輪塔風の宝篋印塔で綛高約73.5cm、幅約31.5cm。塔身部の中に土製合子があり、その中に水晶製ハート形の舎利(幅約28mm、厚さ約1.3mm、重さ0.02g) 粒を検出。遺構の年代は14世紀前半か? レプリカが王寺町役場に展示されています。


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