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これからの日本(340)歴史を知らない日本人(567)どう戦うか(546) 認知症(3) [日本の道]

認知症の凄さはお判りになりましたか。
一番に凄いことは、全くと言ってよいほど、原因が解っていないことです。
二番目に凄いことは、認知症が新聞でよく見かけるようになったのは、今年の初めだと思います。その時は、現在、400万人だったと思います。
 其の後、目にする度に、100万人ずつ増えて、その内に、予備群も入れて700万人と報じられました。

4月になって、
認知症の人と家族のつどい 各地のつどい(2014年4月)
http://www.alzheimer.or.jp/?p=6736

5月になって
認知症800万人時代 家族の介護に頼りきれるかhttp://www.youtube.com/watch?v=rajANBFF8gE

6月になって、
「認知症の徘徊老人」の記事が増える
http://blogos.com/article/87939/

「認知症800万人時代 家族の介護に頼りきれるか」は、初めのころの400万人の2倍です。800万人になるということは、データーの差がひどすぎるのではと思います。どの数字を信用すればいいのでしょう。
 
認知症患者の数字が、このように、100万単位で増加しているのに、誰も、恐ろしいと思わない所が、恐ろしいですね。国民、全員が、考える力を無くしているのではと思います。

 この件は、スタートしていますから、止めるわけにはいきませんが、次第に修正されるでしょう。

 半月程前から、「認知症」のことを書こうと思いながら、小保方氏のことが、余りにもひどいので、タイトルには認知症と書きながら、書かず終いでした。
保方氏の件は、研究者や政府の主張がぶつかり合いながら、いつまで経っても終わりそうにありません。
しかし、前述の事よりもひどい話がありましたので、三番目の認知症のひどい話を書いてみます。

 私の84歳の義姉の事です。一人暮らしですので、夜になると寝ている間に、朝起きると歩け無くなるのではと心配になるらしく、夜遅くなると電話て相談してきます。
 様子を聞いて、どうしたらいいか、返事をしますが、最近は、私の話は、100%気に入らなくて、私の提案は、悉く反対します。 何がいけないかと云いますと、殆ど、耳が聞こえないと云うことです。いつもより大きな声を出してお話しますが、半分ぐらいは聞こえるのでしょうか? 返事が、直ぐに返ってきます
 大きな声で、話が出来ますから、声が元気ですから、「心配ないでしょう」と返事をしますと、その解答が一番嫌らしいです。そりゃそうですね。心配で眠れないから電話をしているのに、「心配ないでしょう」では解答になりません。お世話になっている先生は、当然、遅い時間ですからお休みです。救急病院へ行った方が良いと云いますと、それほど悪くはないから救急車は要らないと云います。救急車が来ると、ご近所の人に恥ずかしいからと。それならタクシーで行くと云います。 タクシーで行ったのでは、掛かりつけの先生の紹介状がないと診て貰えないのでは。掛かりつけの先生から、救急病院に電話をしたら、タクシーで行っても診てもらえるように、お願いをして置けばと云いましたら、それはしてあって、特別の電話番号を聞いていると云います。
 こんな会話を度々するようになっています。
 
 先日、我が家に歩いてやってきました。
 昨日の晩は、大変でした。 ベッドに寝転んでいて、起きあがろうとしたら、頭がフラフラで歩けなかった。暫くすると収まったので、朝になってから、一番に、掛かりつけの先生の所へ行ったら、先生は、診察もしないで、耳鼻科に行ってください。 耳鼻科は、ここ数年、転院しながら通院しています。
 この先生は、女性の先生ですが、紹介して貰っていった為か、なかなか親切ですので、気に入って、もう4回ぐらい通院していますが、結果は同じ様で、真正面を向いてお話しませんと、普通に喋ったのでは、殆ど聞こえません。
 先生は、病気のことについてお話をされたらしいのです。数ページの病名とその解説を書いた冊子を見ながら説明されたそうです。
 全部聞き終わって(?)から病名をお尋ねしたらしいです。今、説明した所でしょうと、強い口調で云われたそうです。冊子に書かれて病名を指差されたそうです。
 その冊子を見せて貰いましたが、今までに、見たことのない7文字ぐらいの漢字ばかりの病名が書いてありました。先生は、どのように説明されたのかは、話をしませんでしたが、興奮していましたので、その話は、しないで、自分は、認知症であるように云われたそうです。どうやら、診察の時間は余りなかった様で、それなら、検査をしてどの程度に進んでいるかを確かめましょうと云われたようで、先生は、MRIの予約を電話でされました。
 2週間後の夕刻、6時に○○市立病院へ行ってください。
 姉の云うのには、私を認知症と決めつけたとの話でした。
興奮していますから、姉の聞き違いではと思いますが、姉としては、一人で、誰の力も借りないで、生活して来たのに、耳鼻科の先生から、認知症のようなことを云われたのが、一番のショックだったようでした
 しばらく話をしてから、MRIの検査が嫌なら、私が行って、先生に中止するように、お願いしますからと云い
ましたが、どうやら、それも嫌らしく、判断が付きませんでした。
  
 このような会話の間、ずっと、私には、一秒も経たないうちに、返事をしますから、100%認知症ではないから、MRIの検査はしなくていいからと、会話は堂々巡りでした。
 考え様によれば、MRIの検査はこの際、良いチャンスとおもって、諦めて受けて見てはと説得しました。もう一度、100%認知症ではないからと云いましたら、検査を受ける事で納得しました。
 先生は、少し立腹されておられた事は、確かなのでしょう。「なにを聞いていたのですか」と云われてと三度云いましたから。

 この話は、10年後の私をだぶらせて、奥の深い問題だなと思いました。

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