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 <御嶽山>至難の再噴火予測「最初以上に難しい」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140930-00000125-mai-soci

素人の悲しさですね。このタイトルの意味が判りません。
 私が考えますと、
 初めは、専門家は、噴火することは全く知らなかったのですから、予測どころではありません。
噴火した今となりますと、実際に逃げて助かった人からの証言は、大切ですから、次第にいろいろの事が判ってきます。
 それに加えて、設置されていた地震計は、古くて作動していなかったことが判ったそうです。
それは今更仕方の無いことですから、許されるとしても、作動していた地震計が、各設置場所でどのような測定をしていたのか、発表すべきだと思います。その上で、新しい地震計を設置して、次なる噴火の予測に備えるべきです。

 なのに、タイトルの「最初以上に難しい」の意味が判りません。これを云った人は、専門家を辞退して欲しいですね

 その他に、どのような事が判ったかと云いますと、紹介しましたブログに、次の様な事が書いてありました。

①桜島(鹿児島県)を観測する京都大火山活動研究センター長の井口正人教授(火山物理学)は「一度噴火が起きた火山で次の噴火を予測するのは、最初の時以上に難しい」

②産業技術総合研究所の山元孝広・総括研究主幹は、「今後、マグマが上昇して噴火する前触れ現象である可能性もある」と指摘する。

 この二つの文章だけで、専門家は、今回の噴火が、どのようなものであかは全く解っておられない事が判ります。

②の場合ですと、この方は、マグマが上昇すると思える証拠を見付けられたことになります。証拠も述べないで、「マグマが上昇して噴火する前触れ現象である可能性もある」と述べた以上、溶岩が、次回には、流れ出します。 麓の町の方は、その準備は、直ぐに始める必要があると思います。

 その可能性があると報道したのが、産経ニュースです。
水蒸気爆発発生か 「影響数カ月続く可能性も」「火砕流」発生した可能性が高い
http://www.sankei.com/affairs/news/140927/afr1409270049-n1.html
 
 産経は、朝日の問題でもそうでしたが、朝日新聞をやっつける時には、相手をやっつけるための資料を詳しく蓄積していました。

今回も、そのような知識があったから、[「火砕流」発生した可能性が高い]をどこからか、引き出したと思えます。

多くのメディアは、今回の噴火は、水蒸気爆発 と記しました。
次の記事も、このようなことを念頭に読んでください。
噴火は水蒸気爆発、火砕流も発生 予知連「予測は難しい」
http://www.sankei.com/affairs/news/140928/afr1409280044-n2.html

------ 予知連は「火砕流が南西に3キロ以上流下し、噴煙は東に流れて、高度は火口上約7キロと推定される」と説明。上空からの調査では、噴火は剣ケ峰山頂の南西側の火口列から発生したとみられ、大きな噴石が火口列から1キロの範囲に飛散しているのが確認された。火砕流は発生したものの、樹木などが焦げたような痕跡は認められなかったという・・・・

随分、新聞を読んだり、テレビを見ていましたが、 今日(10月1日) 上の記事を始めて見ました。

現在は、白い煙のようなものが、高く上がっている映像が見られます。
あれは、山の中にあった水分が、マグマに温められて、噴出しているのでしょうか。

水分が無くなれば、蒸発する水分は無くなりますから、噴煙は、収まる筈です。
地震が続く限りは、マグマが、上昇している可能性が有ると云うことになります。

そうなりますと、地震は、やはり、今回の噴火と関係あったとみなければと思いますが、気象庁は、関係無いと発表されています。

と云いながら、昨日は、地震が起こっていて、火山活動が活発になっているからと云って、救助活動は一日、中止されました。
 となりますと、 やはり、噴火と地震は関係有ることになります。

②産業技術総合研究所の山元孝広・総括研究主幹は、「今後、マグマが上昇して噴火する前触れ現象である可能性もある」と指摘する。

 このコメントもおかしいですね。マグマが上昇して噴火する可能性が有ると云うことは、27日に、マグマが少し上昇したのかといいますと、マグマは上昇しなかったという表現になっています。
マグマが上昇しないのに、「火砕流が南西に3キロ以上流下した」事になっています。

「樹木などが焦げたような痕跡は認められなかった」と書いてあるところを見ると、流れた土砂はマグマではなかったことになります。

 なんだか、素人には判らない事だらけです。

ところで、今、噴き上げている水は、どこからやって来たのでしょうか。 調べて見ましたので、次回に書いてみます。

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