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真説建国史のあらまし(10) その6  12page [真説 建国史]

真説建国史のあらまし(10)の原文を転記していましたが、随分開きましたので、もう一度記します。
 前に記した時は、途中まででしたので、残りの文章を加えておきます。

 神武天皇の御所は大山の北麓の大山町宮内にあって、ここで皇后を迎えられた。天皇が東征で手薄になったので奴国は漢族のゲリラに占領され、このボスが57年に漢の皇帝に朝貢した。
 漢の皇帝は奴国の占領軍軍司令官に、ここのゲリラのボスを任命し、「漢委奴国王」の金印を授けたのである。この使者の船は博多湾で遭難し、金印は志賀島の石の下に隠された。後漢書では倭国に百余国あって使駅通じる国三十余と書かれている。使とは大使であり駅とは港等を指す。漢の銅鏡が出土した国が三十を数え、これは漢が国家として絹を密輸していた証拠である。米子と安来からも漢の銅鏡が出土し、これこそ倭国王に任命されたボスがおった証拠である。  漢は107年には160人もの倭人を捕虜うにして連行し、これは日本語の通訳に必要とした筈で、何十万かの水軍が瀬戸内海全域を占領してしまった。この時には漢軍の本拠地を吉備においた。吉備の巨大古墳は漢軍の将軍を葬ったものである。
 下線の部分が、12ページの残りの部分の文章です。

 「漢委奴国王」の金印の話は、ご存じですね。金印を貰ったのは、日本の「奴国王」であるのが常識ですが、下線の部分まで、読みますと、漢人を「奴国王」のボスにしたのだと書いてあります。 これでは、幾ら説明をしても、この後は、どの部分も読んで頂けないと思って、下線の部分は、省略して説明を進めてきました。
 
 下線の部分までの説明どころか、7行の文章のうち、「 神武天皇の御所は大山の北麓の大山町宮内にあって」が、正しいのではないかと説明するだけで、今回で、6回も説明しています。

「宮内」は天皇と関係のある所と書かないで、
 瓊瓊芸命が笠沙の御前で出会った話や、大国主神が国譲りをした時に、二人の子供の事代主神と建御名力神のことを書いています。事代主神は「魚を取りに、御大の前に往ってます」と、直ぐ近くに居ることを書き残しています、
 
これらの事は古事記のどこに書いてあるか確かめてください。

 太安万侶は、瓊瓊芸命と事代主神と、全く時代の異なる人を、後先に記して、読んだ人の頭を撹乱させています。この意味はお解りですか。

太安万侶は、 「神武天皇の御所は大山の北麓の大山町宮内にあって」ということを知って貰うために、いろいろの文章をバラバラにして書いたことになります。

しかし、古事記には、どこにも、 「神武天皇の御所は大山の北麓の大山町宮内にあって」とは書いてありません。


 太安万侶が、古事記に、大山の北麓の大山町にある宮内は、御所でしたと書けば、現在の宮内の周りに在る神社や、地名は、全て書き変えられたと思います。

 どのようにして書き換えた変えたと言いますと、久古神社のときと同じ手法で、書き変えたと思います。

全国にある神社のうち、現在、式内社と呼ばれている神社は、このように全て、調べ直しますと、藤原氏が、祭神を書き変えた証拠は、一杯でてくると予想しています。

 この式内社が、完成したのが、927年の事です。
 
 古事記が完成したのが、712年です。 延喜式内社の記録が、発表されたのが、927年です。略、200年を要して、藤原氏の全国制覇が、完成したと考えています。

 このことを認められるように、久古神社の様に、調べるとしますと、後、100年は必要だなと思いながら、書いています。

 しかし、このようなことを立証するためには、「神武天皇の御所は大山の北麓の大山町宮内にあって」は、認められる必要がありますし、これまでに書きました外にも根拠が必要な気もします。

この根拠の事は、少し、置く事として、
 神武天皇の御所は大山の北麓の大山町宮内にあって、ここで皇后を迎えられた。天皇が東征で手薄になったので奴国は漢族のゲリラに占領され、このボスが57年に漢の皇帝に朝貢した。  漢の皇帝は奴国の占領軍軍司令官に、ここのゲリラのボスを任命し、「漢委奴国王」の金印を授けたのである。この使者の船は博多湾で遭難し、金印は志賀島の石の下に隠された。後漢書では倭国に百余国あって使駅通じる国三十余と書かれている。使とは大使であり駅とは港等を指す。 

 この部分の「天皇が東征で手薄になったので奴国は漢族のゲリラに占領され、このボスが57年に漢の皇帝に朝貢した」の記述のことを書いてみます。

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