SSブログ

新羅の大神の女が大国主神の母君   79  -111- [真説 建国史]

大国主神が80名もの兄弟神から迫害を受け二度までも謀殺された話も古事記だけ書かれていた。古事記では、スサノオ命の一族の系図は特に配偶者までも詳細である。  大国主神の兄弟が如何に多かったことか。 この配偶者の兄妹も大国主神の義兄弟である以上80名は矛盾しない人数だった。  大国主神の母君は刺国大神の女だった。刺国とは当時の新羅の前身の辰国と考えては如何だろうか。朝鮮の三国史記の新羅の例えば脱解王は但馬出身と書かれている。但馬の出石神社に祀られた天の日矛や中島神社の多遅摩毛理(但馬守)も新羅系統の人物だった。  スサノオ命一族は母系相続だから大国主神の母君が新羅からの渡来者でしかも大神の女であれば大国主神だけは新羅系でよい。大国主神の子でも味祖高彦根神は母君が高句麗人であれば、天皇の敵である。古事記では、  天皇家は父系相続でこの点スサノオ一族とは反対である。後世この天皇の后 に何度か高句麗人をおくって天皇家乗取りを企てた。 



---私のコメント--
田村氏の[矛盾しない]のお得意の言葉が、続いて書いてあります。
[この配偶者の兄妹も大国主神の義兄弟である以上80名は矛盾しない人数だった]

現代風に考えれば、兄弟80名と聞いただけで、作り話と思ってしまいます。

私は検事物語は、面白いと思わないのです。頭がおかしいのでしょうか。
世界で最高の文学書と言われいてるようです。
①源氏物語はなぜ人気なのですか。 源氏物語はなぜ・・・
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12112432847
②源氏物語が長い間読まれつづけているのはなぜか
http://www.kokken-jp.com/kage/
③【海外の反応】日本古典『源氏物語』に圧倒される外国人が続出 ...
https://www.youtube.com/watch?v=95svrmz_Nz4

万葉集も理解困難です。 例えば、次の作品です。

あかねさす紫野行き標野(しめの)行き 野守は見ずや君が袖振る  額田王

紫草のにほへる妹を憎くあらば人妻ゆゑに我恋ひめやも  
この歌の解説者は、「宴会の席で額田王は、大海人皇子との昔の関係をネタにして1句詠んだのです」と云っておられますが、此の頃の性風習は、笑って済ませる程のことだったのでしょうか。

これが本当ですと、とっくに、人類は滅びていたことになります。この歌の通り、宴会の魚にする程の事であれば、実際にあった話となります。
これでは、子供が生まれた時には、どちらの男性が、子供の親か判りません。

このことを理解するためには、あらゆる動物のセックスを知る必要があります。

動物の世界では、オスは戦いに勝ったり、クジャクの様に美しい羽根を持っていたものが、子孫を残す権利を獲得しました。

人類全体から考えますと、男は誰でもいいことになります。子供が生まれる最適な時期は、何年前でも分っていますから、男性が入れ替わっても、生まれた赤ちゃんの母親は、必ず誰か分ります。昔は、母系家族であったことになります。

太安万侶は、この話を大国主神とスサノオ命に限って精しく書いただけになると思います。そして、田村氏が指摘する様に、誰が、天皇家と関係が有るかを記しました。

古事記を読むと云うことは、書いた太安万侶のことも考えに入れることになります。

nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 2

Zombie

日韓の史料を見ると新羅は倭人系の国家であることが分かります。

『三国史記』によると新羅の祖の赫居世居西干は異国人
『新撰姓氏録』によると神武天皇の兄である稻飯命が新羅の祖(朴氏の始祖で初代王の赫居世居西干)
『三国史記』によると新羅の建国時に諸王に仕えた重臣である瓠公は倭人
『三国遺事』によると「朴」は辰韓の語で瓠を意味する(朴氏の始祖である赫居世居西干と瓠公は同族とする説がある)
『古事記』『日本書紀』によると赫居世居西干の次男アメノヒボコが日本の但馬国に移住
『三国史記』によると昔氏の始祖で第4代王の脱解尼師今は倭人(多婆那国の出身。多婆那国の場所は日本の但馬あたり)
『三国史記』によると新羅三王家の一つ金氏の始祖である金閼智を発掘したのは瓠公(おそらく金氏も倭人)
by Zombie (2018-06-14 01:24) 

omachi

歴史探偵の気分になれるウェブ小説を知ってますか。 グーグルやスマホで「北円堂の秘密」とネット検索するとヒットし、小一時間で読めます。北円堂は古都奈良・興福寺の八角円堂です。 その1からラストまで無料です。夢殿と同じ八角形の北円堂を知らない人が多いですね。順に読めば歴史の扉が開き感動に包まれます。重複、 既読ならご免なさい。お仕事のリフレッシュや脳トレにも最適です。物語が観光地に絡むと興味が倍増します。平城京遷都を主導した聖武天皇の外祖父が登場します。古代の政治家の小説です。気が向いたらお読み下さいませ。(奈良のはじまりの歴史は面白いです。日本史の要ですね。)

読み通すには一頑張りが必要かも。
読めば日本史の盲点に気付くでしょう。
ネット小説も面白いです。
by omachi (2018-07-11 12:58) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。