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これからの日本(310)歴史を知らない日本人(546)何にして戦うか(516) 癌をやっつける(76) [日本の道]

酸素の話はお判りになられましたか。必要なことは解ったが本当は良く分らなかったのではないかと思います。
 何故かと云いますと、どなたも医師ではないのですから、知る必要もありません。しかし、医師ですと、知っているはずですが、きっと私と同様で、あまりご存じ無いと思います。
 では、もっと、初歩に戻って酸素と聞けばなにを思い出されますかから、出発してみます。
 
殆どの方は、生きて行くために酸素は大切とは思われないでしょう。しかし、酸素と聞けば、一番に酸素吸入が思い浮かぶでしょう。では、酸素ボンベだけあれば、助かるかといいますと、そうではなさそうなことがありました。
 先日の韓国の船の沈没に際して、600人もの潜水士が居たのに、前回、あまり救出がうまく出来なかったことを書きました。テレビではいろいろ説明していましたが、あの酸素ボンベの使い方は難しいのではないかと思います。
 あまり長く潜って居れないことを話していました。
 これが本当とすると、救出の時に大切なことは、酸素ボンベに頼るのではなくて、如何に短時間で救出するかにかかってきます。
 日本のレスキュウ隊員は12名編成で、毎日訓練をしていると詳しく報道していました。
プールの中での訓練。実際の海での訓練です。毎日、訓練して、出動は年に数えるほどしか出動はありません。
 日本の海保ならどう対応?
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140516/dst14051608250001-n2.htm
 潜水夫は600名も居ましたが、普通に潜るだけでは駄目なことが判りました。潜るには酸素が必要ですが、それ以外のことの事の方が大切であることが判ります。
  
 病気の場合は良く使われていますが、本当の使い方は、誰も知らないのではないかと思います。

 私の場合は、犬や猫、時には小鳥にも使ったことが有りますが、見事に効果があったと思えることが有りました。その時の事は、今でも忘れませんが、そう多くあることではありません。下手に使うのであれば、酸素を使わない方が、助かると考えるからです。
 犬と猫では、使うことは多いですが、酸素を直接肺に送るのも大切ですが、肺に到達した酸素が、できるだけ、早く全身を回るようにしてやることを考える方が、大切だと考えます。
 その為には、処置のスピードが大切です。
 これは、レスキュウ隊員のように日頃訓練するわけにはいきませんから、酸素の副作用は知りませんが、急激に送りこんで良いわけが有りませんから、吸入された犬がどのような反応をしたかの観察が大切です。50年も獣医師をしていますと、手や頭は、勝手に動きます。
 酸素は大切ですが、この様に考えてきますと、一般の人が、酸素などと考える必要は無いと思います。

 酸素を使う人の日頃の勉強と訓練が大切なことが分かります。

次回は、水のことを書いてみます。皆さんは、一日にどれくらいの水を飲んで居られますか。一日で良いですから、飲み水の量を測ってください。

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