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小さな発見・新しい発見  7つの銅鐸発見(12) [神社からさぐる歴史]

淡路島で発見された< 7つの銅鐸発見>の事を調べる為に、インターネット出、検索をしていましたら、次の記事が見えました。

<須玖タカウタ遺跡>国内最古の青銅鏡鋳型 福岡で出土
毎日新聞 5月27日(水)20時38分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150527-00000104-mai-cul

生産開始200年さかのぼる
 福岡県春日市教委は27日、同市の須玖(すぐ)タカウタ遺跡で、弥生時代の青銅鏡「多鈕(たちゅう)鏡」の鋳型(弥生時代中期前半=紀元前2世紀)が国内で初めて出土したと発表した。国内最古の青銅鏡鋳型で、国内の青銅鏡生産の開始時期が200~150年さかのぼる。  以下省略  弥生時代の青銅鏡は、紀元前後ぐらいのものと思われていたのに、それが200年も遡る紀元前2世紀のものである。それに加えて、銅鏡ではなくて、その鋳型がみつかったとの報道です。これまでのこの製品は、総て、挑戦半島でつくられて、日本に持って来られたのに、日本で製造していたことになりますから、大事件です。

 記事を続けてお読みください。
どこで見付かったのかと云いますと、初めて耳にする<春日市の須玖(すぐ)タカウタ遺跡>とあります。 春日市の須玖と云いますと、
須久岡本遺跡が記憶にあります。
岡本遺跡
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A5%B4%E5%9B%BD%E3%81%AE%E4%B8%98%E6%AD%B4%E5%8F%B2%E5%85%AC%E5%9C%92#.E5.B2.A1.E6.9C.AC.E9.81.BA.E8.B7.A1

 この資料に依りますと、
①116基の甕棺墓、およびそれぞれ9基の土壙墓と木棺墓のほか、多数の壙墓が検出されている。
②出土遺物としては、完形を保った小銅鐸の鋳型(縦6.3センチメートル、幅4.2センチメートル)や、墳墓に伴う遺物として木棺墓から出土した鉄剣などがあり、
③公園内の東の一角にある大石。1899年に、この大石の下の甕棺墓からおよそ30面の中国の前漢鏡、また銅剣2本、銅矛5本、銅戈1本、中国からもたらされたであろうガラス璧(へき)、日本産のガラス勾玉1個、ガラス管玉多数などの多数の副葬品とともに甕棺墓が検出された。

以上の事から、
弥生時代の青銅鏡「多鈕(たちゅう)鏡」の鋳型(弥生時代中期前半=紀元前2世紀)が国内で初めて出土した
記事は、正しいですが、銅鐸の鋳型が既に見付かっていた事になります。


問題は、そのような事ではなくて、この須久・岡本の名前の付く遺跡は、
近くに、次の遺跡があります。

須玖岡本遺跡
弥生時代中期から後期の遺跡。公園の北西。
須玖坂本遺跡
弥生時代中期から後期の遺跡。公園の北方。
須玖永田遺跡
弥生時代後期の遺跡。熊野神社の北方。
岡本ノ辻遺跡
弥生時代後期の遺跡。公園の南東。

そして、ここは、魏氏倭人伝に書かれている邪馬台国の奴国の中心地だと、多くの記事に書かれています。
此処は、奴国ではなくて、30面の中国の前漢鏡が出土していますから、中国人が、支配していた所でしょう。 その証拠は、武器で有る、銅剣2本、銅矛5本、銅戈1本、も出土しています。

奴国は、古事記に依りますと、
奴国は、伯耆の西伯郡と日野郡を合わせた地域だったと思います。
 
地図で示しておきます。
http://rakuraku.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2012/06/17/photo_2.jpg

 付け加えますと、右の方に伊都国があります。

邪馬台国が、九州にあったという歴史では、現在語られている歴史は、総て、書きなおさなければならなくなります。

銅鐸は、今後、何処で見付かるかは、予測は出来ません。 しかし、銅鏡の大半は、お墓から見つかっています。ここに、アマテラスが遷座しも「天座」と云う地名が残っています。
 又、此処に皇大神社があり、内宮にアマテラスが祀られています。

末盧国は松浦近辺で正しいのでしょうか
http://rakuraku.cocolog-nifty.com/tanosimu/2012/09/post-1cf2.html
 ここでは、田村邦夫氏が、末羅国は、松江のところではという論文を書いて居られます。
 ここにある地図をダブリクリックしますと、大きな手書きの地図有ります。
末廬の南西に、奴国。東に伊都国が表示されています。

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