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小さな発見・新しい発見 滋賀県大津市の古墳(6)と壬申の乱(2) [古墳から探る歴史]

壬申の乱の事は、ご存じでしたか。あまり日本史では重要視されていません。

 どうしてかは判りませんが、私の考える所では、
①壬申の乱は、天智天皇の子供の大友皇子と天智天皇の弟の大海人皇子との戦いで、大海人皇子が勝って、天武天皇になりました。
皇族同士の戦いですから、戦前は、歴史でとりあげられることもなく、調べることは、なかなか難しかったとされています。その上、皇族同士の醜い皇位争いと捉える人もおられるようです。 
②皇位の争いは、日本史を通じて、多く見られますから、その詳細を調べることは困難だったと思われます。

しかし、田村誠一著『第19話 壬申の乱は日唐戦争』の中で、皇位争いでは無かったと書いて居られます。
 この書物は、間違いなく、出版されたのですが、知って居られる方は、ゼロだと思います。
 これと同じことが、712年以降に行われました。この年は、古事記が編纂された時です。

 その後、8年後に日本書紀が編纂されました。 これを分析しますと、おかしなことが一杯見付かります。 20年後には、出雲風土記が発刊されました。 此処にも、理解困難なことが記されています。
 その他にも有りますが、このような書物に書いてあることが正しいとしますと、古事記に書いてあることは 正しく無いことが分ります。

 712年に作られた古事記がいつなくなったかは分りませんが、写本される度に、焚書されたと推理しています。
 このようにして、古事記は、抹殺されて、残った日本書紀や懐風藻などに書かれている記事を繋ぎ合せますと、現在、私たちが知っている日本の歴史が出来たことが分ります。

 古事記が辿った歴史と同じ様に、『第19話 壬申の乱は日唐戦争』は、この書籍が気に入らない人が処分したのではないかと、疑っています。
  何故、その様に考えるのかと云いますと、『第19話 壬申の乱は日唐戦争』は、現在は、買い求めることは出来ません。再版はされなかったようですが、他の書物は、2000冊程、印刷されて、図書館などに寄付されたと聞いていますので、図書館にのこっていても良いのですが、見あたりません。

 しかし、私はこの書物を手に入れました。 ここに書かれていることを全部検証しようと、知識もないのに、考えて書いたのが、
壬申の乱(1) 日本の歴史の不思議
http://homepage2.nifty.com/mino-sigaku/page789.html
 であることを前回紹介しました。

 読み終わられましたら、最後の[戻る]をクリックしますと、目次が出ます。

こんな無茶苦茶な歴史が本当としますと、今までの歴史の先生はなにをしていたのだと思われます。それだけではありません。その様な歴史の本を出版して来た会社は、本を回収する必要が有りますから、逆に、古事記は間違ったことを書いてある本の出版をすることになります。

 『第19話 壬申の乱は日唐戦争』を、読んで頂けるように、インターネットに掲載しました。
 1~3ページ迄は、コピーしたものを掲載しましたが、読みにくいので、後は、私が打ち直し掲載しています。

興味ございましたら、読んで下さい。
①第19話 壬申の乱は日唐戦争  はじめのことば
http://rakuraku.cocolog-nifty.com/tanosimu/2011/08/19-1a2e.html

②第19話 壬申の乱は日唐戦争  中国文献一辺倒の古代史
http://rakuraku.cocolog-nifty.com/tanosimu/2011/08/19-93d8.html

③第19話 壬申の乱は日唐戦争  二大主権者の対立
http://rakuraku.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2011/08/05/photo.jpg

④第19話 壬申の乱は日唐戦争  内乱でなかった壬申の乱
http://rakuraku.cocolog-nifty.com/tanosimu/2011/08/19-7e85.html

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