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No281  引佐郡はどのようなところか [日本大好き]

古い時代から、引佐郡を見てみようと思います。文献では「和名抄」に「遠江国引佐郡」とありますから、古く、しかも重要であったことになります。引佐郡は、渭伊郷、伊福郷、京田郷、刑部郷の4つの郷から構成されています。
 文献以外でから地名の歴史を探ろうとなりますと、そこに流れている川と地名が重要になります。それに加えて神社も大切です。

 引佐町には、最も大きい都田川が東から流れてきて、中央には、井伊谷から流れてくる井伊谷川があり、この川に西から流れてくる神宮寺川が合流し、井伊谷川が都田川に合流し、浜名湖へ注ぎます。
地名としては、「伊福」「伊平」「井伊谷」というように、「イ」の音が気になります。「伊平」「花平」というように、「平」が気になります。

引佐町の南は細江町です。細江町に目を移しますと、「岡平」「湖東不動平」「藤平」「天満平」と「平」の地名が増えます。

後、気になる地名としては、神宮寺川の上流に、「黒渕」があり、都田川上流に、「川合渕」と「獺渕 おそぶち」があります。「渕」の付く地名は、この深い淵に、比重の重い砂鉄、水銀が取れたのではないかと、和歌山県の紀ノ川を遡ったところの桃山町の下鞆渕や中鞆渕を訪れたことがありますが、良く判りませんでした。また、この近くに金指という地名もありますので、なにか金属に関係していたところではないかと想像しています。


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