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尖閣諸島と歴史 歴史を知らない日本人(108) 如何にして戦うか(53) 防衛(30)水際防衛(11) [尖閣諸島と歴史]

戦争はどうして起こるか、多くの人が本にしておられますが、戦争をする双方の考え方が間違っているから起るのだと思います。私は、中国とは、いつかは戦争になると思います。日本がする気が無くても、日本が先に戦争を仕掛けたのだとイチャモンを付ければいいことを先日書きました。
 それは「敵国条項」です。

尖閣諸島と歴史 歴史を知らない日本人(91) 如何にして戦うか(36) 防衛(13) 敵国条項
http://nihonnsi.blog.so-net.ne.jp/2013-01-06
 このような不平等な条約がどうして生まれるのかと云いますと、ドイツと日本以外の国の人が、自分達も行う可能性があると考えたから、作ったことになります。対象になったドイツと日本は、その時は、こんなことは考える気も起らなかったと思います。しかし、50年ぐらいたった時に、もういい加減に、このような条項は削除してほしいと言ってもいいのですが、両国とも言わなかったのでしょうか。 日本はひたすら、謝って、ドイツは、弁償をしてきたのでしょう。(確認していません)
 ドイツは、今でも、一国でヨーロッパ全体の負を背負って行く様な様子が見られます。

 書こうとしていたことと、随分違う書き出しになりました。

 加藤陽子氏は、日本が、友好国であるアメリカを20年前から、仮想敵国にしていたことが、間違っていたように書いて居られます。
 しかし、日本の軍隊が、アメリカが一番危険だと判断していたことは、世界の情勢を正確に分析していたことになります。
 では、その情報はどうして収集していたのかと云いますと、白人以外は、嫌われていたのではないかとの私の推理が有ります。それがどうしたのかと云いますと、スパイは成立しないと思います。
 相手の国の高官と恋愛関係になって、夫婦になって、子供を生んで、20年間の情報を自分の国に送って役に立てるということは可能なのでしょうか。
 現在の日本を考えれば分ります。スパイは可能でも、受け取る国の方が、コロコロと為政者が交代する様では、どのような情報が必要なのか、さっぱりわからなくなります。 少なくとも、日本では、映画にでてくるようなスパイは必要ありません。
 
 やっと、本論を書く気になってきました。 

タイトルは 「日系人に対する監視 」ウィキペディア です。

転載しますから、よく読んでください。いくら読んでも、これを書いたウィキペディアの筆者が間違っていますと、全部意味が有りませんが。

 大切な所は、ハワイだけの事としても、ルーズベルト大統領は、日系人人口が多いハワイにおける日本側の情報活動に危機感を抱き、1936年に日本に対する作戦を開始したという部分です。
 真珠湾が攻撃される5年前から、戦争するための準備をし始めたことが分ります。


フランクリン・D・ルーズベルト大統領は、日系人人口が多いハワイにおける日本側の情報活動に危機感を抱き、1936年に作戦部長にあてられた覚書で「わたしに明確な考えが浮かんだ。日本の船舶と乗組員に接触するオアフ島の日系人の身元を極秘に洗い出し、有事に際して強制収容所に最初に送り込む特別リストに氏名を記載しておくべきだ」と提案している。[1] その後、1937年7月に行われた日本陸軍による中華民国への軍事行動に対する通商航海条約の継続停止措置。1940年9月に行われたフランス領インドシナ北部への進駐に対するアメリカ国内の日本人資産の凍結と貿易制限。さらに1941年7月に行われたフランス領インドシナ南部への進駐に対する8月1日の日本への石油の全面禁輸に踏み切るなど、日米間の関係が緊迫度を増した。日米間における開戦が危惧される中、同年11月にアメリカ政府は国内に在住する日系アメリカ人および日本人名簿の作成を完了した。


一方、中国も、アメリカとイギリスが、日中戦争に乗り出すまでは、できるだけ、のらりくらりとする方針を取っていた。それに対して、日本は、蒋介石は、中国の政府とは認めないで、南京に1940年に樹立した「国民政府」を政府とみなそうとした。これは間違いであった。何故なら、その政府の指導者の一人・汪兆銘は、蒋介石や毛沢東の様な器ではなかったことを記し、その他の諸々のことから、判断を間違っていたと決めつけています。
 それは、現在の時点から眺めた過去の話であって、そのような単純なものではなかったと思います。



『はめられた真珠湾攻撃』三好誠著 54頁より

ルーズベルトは、10月16日午後臨時閣議を開いた。
 この閣議の後の日記に、次のように記している。
 我々としては巧妙な外交詐術を用いて日本の陸海軍を間違った方向に誘い込み、最初に不利な行動を取らせるよう、必ず仕向けねばならぬ。

10月16日午後臨時閣議でどのようなことが合議されたのかは、秘密会議と言うこと、記録は残っていませんが、スチムソン日誌というものがあり、微かながら内容を伺い知ることが出来ます。



次のアドレスをクリックしてください。
http://seitousikan.blog130.fc2.com/blog-entry-311.html
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◆解決された大統領の「道徳問題」 この部分がその場所です。

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村石太マスク

アメリカ フランス 友好 で プログ検索中です。
デモ テロ 戦争は 恐ろしいです。
核ミサイルを 保有する国も 多いですね。もし 世界の国々が 核ミサイルを 使用したら この地球は どうなるのだろうか。
日本は 原爆を 投下された 唯一の国で もう2度と 戦争は おこしてほしくないですね。
奇襲攻撃を 受けた パールハーバー 恐ろしいですね。
ふいうちに 殺人が起きた。友人 知人 親族 の死。 開戦。
洋画 パールハーバーの最初のシーンには 愕然としました。
邦画 アニメ ホタルの墓の ちらし のシーンも いろいろ考えます。
映画同好会(名前検討中 政治研究会(名前検討中
戦争は 破壊と殺人~ 人類の未来 エネルギー問題(ソーラー~未来の衣食住~医学~

by 村石太マスク (2013-01-26 14:52) 

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