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これからの日本(433)歴史を知らない日本人(660)どう戦うか(638) [日本の道]

前回、兵庫県の猪名川町で、阪神大地震の2ヶ月前から、地震が続けて起こっていたことを書き、これは京都大学は関係ないと断定したことを書きましたが、前回紹介しました
 阪神.淡路大震災を体験して、今後の地震についての考察
http://www.lib.kobe-u.ac.jp/directory/eqb/book/14-145/eqb26_153.html
の 関連地震の記録(阪神.淡路大震災発生の前触れ地震と警告について)

においては、
京都大学理学部教授 藤森邦夫氏、元教授 田中豊氏 は可能性を示唆して居られます。

文章転載
昨年11月から12月にかけて、兵庫県川辺郡猪名川町周辺で起きた群発地震以降、六甲山の地下岩盤にかかる東西方向の圧縮力が弱くなっていた。圧縮力が緩むと活断層がずれやすくなるため、猪名川町の群発地震による圧縮エネルギーの部分的解放が、阪神大震災を引き起こすきっかけになった可能性もあるという。
六甲山の地下岩盤には常に東西方向の圧縮力がかかり、1,993年9月ごろからその力が強まっていた。猪名川で群発地震が起こる11月始めから、圧縮力が弱まり、坑道内の湧水量も増加、地震にかかる圧縮力が低下したことで、地下水水路が広がったことが考えられる。今回動いた淡路から北東方向に延びる活断層群が、神戸.阪神間北部を東西に走る有馬.高槻構造線と交差するポイントに猪名川町があることを重視、猪名川町の群発地震で周辺の圧縮力が弱まり、淡路から阪神間にかけての北東方向の活断層群がずれやすくなったのでないか、と分析している

外にも、京都大学の先生が、微妙な表現をして居られます。

では、猪名川町の群発地震とは、どのようなものであったかを紹介します。

兵庫県猪名川町の群発地震について
http://cais.gsi.go.jp/KAIHOU/report/kaihou53/06-07.pdf
 箇条書きします。
①1994年11月9日20時26分に地震発生。深さ6.9km 、M4.0。
②上記直後から、群発地震発生。
③11月10日0時38分に地震発生。M4.0。
④⑫月6日までに、100回。
⑤震源は、約5kmと浅いのが特徴。
⑥震源はさしわたし約2kmの狭い領域に集中している。

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