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真説建国史のあらまし(10) その5  11page [真説 建国史]

 前、2回にわたって、ウイキペディアを利用していると、気が付いたら、古事記は歴史書ではなくて、日本書紀や続日本記に書かれていることが、正しいのだという日本の歴史を信じてしまうから、恐ろしいと書いたのですが、ウィキペディアに書かれていることは、利用しませんと、歴史を考えることが出来なくなっています。

 そこで、今回も又、利用したいと思います。
 神武東征という言葉があります。ウィキペディアでは、次の様に書いて居られます。

 神武東征(じんむとうせい)は、日本神話において、初代天皇カムヤマトイワレビコ(神武天皇)が日向を発ち、大和を征服して橿原宮で即位するまでを記した説話。日向の都を大和に移す意味での「東遷」と呼ばれることも多く、宮崎県の印刷物は「神武東遷」と記述している。

この文章は、本当は間違っていると思います。
神武東征(じんむとうせい)は、カムヤマトイワレビコ(神倭伊波禮毘古命)が日向を発ち、大和を征服して橿原宮で即位するまでを記した説話です
 即位した時は、古事記には書いてありませんが、諸々の歴史的事実より、紀元元年一月一日と推察出来ます。
 即位して始めて天皇ですから、神倭伊波禮毘古命が、神武東征に出発したのは、紀元元年より18年以上前ではないかと思います。
 何故かと言いますと、岡田宮で一年、阿岐国の多祁理宮で七年、高島宮で八年と記しています。その後、畝火の白檮原宮を宮と定める迄に、二年位掛かったでしょうから。

 ここの記述で判る通り、四か所の「宮」は神社の宮ではなくて、天皇が、一年でも、生活をされた所に「宮」を使っています。これは、太安万侶の個人的な考えかどうかは、検討の必要があります。

現在、書いているページは、田村誠一氏が、「神武天皇の御所は大山の北麓の大山町宮内にあって、ここで皇后を迎えられた」と著書で書かれたので、宮内が御所のあった所かどうかを検討している所です。

 太安万侶は、大山町の宮内が御所だったとは書かない代わりに、神武天皇の初恋物語を書きました。
 ここに登場するのは、
①倭の高佐士野です。  倭は、鳥取県西伯郡南部町倭です。この周りにある神社や山の名前などは、古事記に出てきます。

②皇后になられた伊須気余理比売の家は、狭井河の上にありきと記されています。
 これは、奈良県の大神神社(おおみわじんじゃ)祭神 大物主大神 の近くにある
狭井神社(摂社)にある泉から流れ出た水か作る川が狭井川と呼ばれています。
 と云うことで、伊須気余理比売の家は、大神神社の上に在ったことになります。デートをしていた神武天皇も、この近くに居たことになります。

③ 鳥取県に久古神社があります。
 次のブログは、この久古神社の近くに、神武天皇が、住んで居たであろう所を私が歩いた時の記録です。

久古神社  http://homepage2.nifty.com/mino-sigaku/page515.html

107.神武天皇、皇后、皇后の母の神社と小野小町の遺跡に行ってきました。
http://plaza.rakuten.co.jp/kodaisi/diary/201405310000/
 このブログには、狭井河の写真あり。

④ 天皇は伊須気余理姫(イスキヨリヒメ)の家に訪ねて行かれた。
その時の歌である。
 葦原の しけしき小屋に 菅たたみ いや清敷きて 我が二人寝し

⑤久古神社の資料
http://asilka.blog61.fc2.com/blog-entry-271.htm
 この神社には、媛蹈鞴五十鈴媛命が祀られています。伊須気余理姫の事です。

⑤【おかしな世の中】 これは私の資料庫です。鳥取県の全ての神社を保存しています。
http://asilka.blog61.fc2.com/

 伊須気余理姫をキーワードにして、検索してもゼロです。

 と言うことは、現在の鳥取県の神社誌には、 前、2回にわたって、ウイキペディアを利用していると、気が付いたら、古事記は歴史書ではなくて、日本書紀や続日本記に書かれていることが、正しいのだという日本の歴史を信じるから、恐ろしいと書いたのですが、ウィキペディアに書かれていることは、利用しませんと、歴史を考えることが出来なくなっています。

 そこで、今回も又、利用したいと思います。
 神武東征という言葉があります。ウィキペディアでは、次の様に書いて居られます。

 神武東征(じんむとうせい)は、日本神話において、初代天皇カムヤマトイワレビコ(神武天皇)が日向を発ち、大和を征服して橿原宮で即位するまでを記した説話。日向の都を大和に移す意味での「東遷」と呼ばれることも多く、宮崎県の印刷物は「神武東遷」と記述している。

この文章は、本当は間違っていると思います。
神武東征(じんむとうせい)は、カムヤマトイワレビコ(神倭伊波禮毘古命)が日向を発ち、大和を征服して橿原宮で即位するまでを記した説話です
 即位した時は、古事記には書いてありませんが、諸々の歴史的事実より、紀元元年一月一日と推察出来ます。
 即位して始めて天皇ですから、神倭伊波禮毘古命は、神武東征に出発したのは、18年前ではないかと思います。
 岡田宮で一年、阿岐国の多祁理宮で七年、高島宮で八年と記していますから、畝火の白檮原宮を宮と定める迄に、二年位掛かったでしょうか。

 ここの記述で判る通り、四か所の「宮」は神社の宮ではなくて、天皇が、一年でも、生活をされた所に「宮」を使っています。これは、太安万侶の個人的な考えかどうかは、検討の必要があります。

現在、書いているページは、田村誠一氏が、「神武天皇の御所は大山の北麓の大山町宮内にあって、ここで皇后を迎えられた」と著書で書かれたので、宮内が御所のあった所かどうかを検討している所です。

 太安万侶は、大山町の宮内が御所だったとは書かない代わりに、神武天皇の初恋物語を書きました。
 ここに登場するのは、
①倭の高佐士野です。  倭は、鳥取県西伯郡南部町倭です。この周りにある神社や山の名前などは、古事記に出てきます。

②皇后になられた伊須気余理比売の家は、狭井河の上にありきと記されています。
 これは、奈良県の大神神社(おおみわじんじゃ)祭神 大物主大神 の近くにある
狭井神社(摂社)にある泉から流れ出た水か作る川が狭井川と呼ばれています。
 と云うことで、伊須気余理比売の家は、大神神社の上に在ったことになります。デートをしていた神武天皇も、この近くに居たことになります。

③ 鳥取県に久古神社があります。
 神武天皇が、住んで居たであろう所を歩いた時の記録です。

久古神社  これは、私が書いたブログです。
http://homepage2.nifty.com/mino-sigaku/page515.html

107.神武天皇、皇后、皇后の母の神社と小野小町の遺跡に行ってきました。
http://plaza.rakuten.co.jp/kodaisi/diary/201405310000/
 ここには、狭井河の写真あり。

天皇は伊須気余理姫(イスキヨリヒメ)の家に訪ねて行かれた。
その時の歌である。
 葦原の しけしき小屋に 菅たたみ いや清敷きて 我が二人寝し

久古神社
http://asilka.blog61.fc2.com/blog-entry-271.htm
 この神社には、媛蹈鞴五十鈴媛命が祀られています。伊須気余理姫の事です。

④【おかしな世の中】 これは私の資料庫です。鳥取県の全ての神社を保存しています。
http://asilka.blog61.fc2.com/

 伊須気余理姫をキーワードにして、検索してもゼロです。媛蹈鞴五十鈴媛命をキーワードにして検索しますと、久古神社がヒットします。

媛蹈鞴五十鈴媛命は、日本書紀に書かれている神の名前です。

正確に、全国の神社に伊須気余理姫が祀られていなくて、媛蹈鞴五十鈴媛命が祀られていることを調べるには、全国の神社誌が必要になります。現在のところ、鳥取県の神社誌しか完成していませんから、確定は出来ません。

もし、古事記が現存していないとしますと、久古神社の資料には、媛蹈鞴五十鈴媛命と書いてありますから、神武天皇の皇后は、媛蹈鞴五十鈴媛命は確定になります。

ウィキペディアの執筆者の方が、日本の正史は、六国史であって、古事記は、正史でないとは書いておられませんが、無視されますと、神武天皇の皇后は、伊須気余理姫ではなくて、媛蹈鞴五十鈴媛命であると、確定してしまいます。

⑤ 一方、別のことになりますが、殆どの式内社の祭神は、媛蹈鞴五十鈴媛命と同様な手法で、藤原氏が、自分達の都合のよい様に、書き変えたと思っています。

 この例の代表の一番は、大己貴命ではないかと思います。 とことん、調べてください。
 式内社は、3000少しの神社数ですから、確かめるのは、それほど時間は掛からないと思います。

 序に、アマテラスが祀られていないのも確かめて下さい。 何故祀つられていないのかも、検討してください。


媛蹈鞴五十鈴媛命は、日本書紀に書かれている神の名前です

もし、古事記が現存していないとしますと、神武天皇の皇后は、媛蹈鞴五十鈴媛命です。 この例の代表の一番は、大己貴命ではないかと思います。 とことん、調べてください。
 式内社は、3000少しの神社ですから、確かめるのは、それほど時間は掛からないと思います。
 序に、アマテラスが祀られていないのも確かめて下さい。 何故まつられていないのかも、検討してください。


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