SSブログ

小さな発見・新しい発見 滋賀県の式内社(湖北8) [神社からさぐる歴史]

 全国の式内社の分布をもう一度ご覧下さい。

 式内社と祭神 
http://o-mino.la.coocan.jp/page257.html

 県別に式内社を眺めますと、式内社は、多い県や少ない県が有ります。
どうして、多い化少ない化を判断するには、式内社とは、どのような神社を云うのかを良く知っていないと、どうして多いのかは判断できません。

延喜式(えんぎしき)とは、平安時代中期に編纂された格式(律令の施行細則)で、三代格式の一つです。
 延喜とは、延喜(えんぎ)は、日本の元号の一つ。昌泰の後、延長の前。901年から923年までの期間を指します。
 この時に作られた法律書と考えていいと思います。
 全部で、50巻からなっていますが、巻9と巻10 - 神名帳 (通称:延喜式神名帳)と呼んでいます。

「式内社」とは、ウィキペディアから拝借しますと、次のようなことになります。

延喜式神名帳に記載された神社、および現代におけるその論社を「延喜式の内に記載された神社」の意味で延喜式内社、または単に式内社(しきないしゃ)、式社(しきしゃ)といい、一種の社格となっている。本来「神名帳」とは、古代律令制における神祇官が作成した官社の一覧表を指し、官社帳ともいう。国・郡別に神社が羅列され、官幣・国幣の別、大社・小社の別と座数、幣帛を受ける祭祀の別を明記するのみで、各式内社の祭神名や由緒などの記載はない。延喜式神名帳とは、延喜式の成立当時の神名帳を掲載したものである。延喜式神名帳に記載された神社(式内社)は全国で2861社で、そこに鎮座する神の数は3132座である。


式内社の一部を見て頂きましたが、
「式内社」は、一種の社格となっている。と書いてあります。社格のことは、
次の所に書いてありますから、ご覧ください。

延喜式神名帳

ここには、神社には、次の種類の神社が有り、「格の上下が有ることが書かれています。
• 官幣大社 - 0198社 0304座
• 国幣大社 - 0155社 0188座
• 官幣小社 - 0375社 0433座
• 国幣小社 - 2133社 2207座
これらの式内社は、国から、幣帛を受け取ることが出来ます。では幣帛と派どのようなものかを五度ぶんで調べて貰えば解りますが、大きな神社をいじできるたけの物を朝廷から頂けるのといいますと、そのようにも思えません。

 延喜式について書いたも本を買って、勉強して、内容かは、私にとっては、難しいだけで、何の役にも立ちません。

実際に、延喜式式内社と云われている神社に沢山行ってますと、次第にどの様な神社であるかがわかってくると思います。

分って来ると云うことは、解らないことが大部分ですが、解らない所を自分で勉強する気が起ってきます。

何が判って来るかと云いますと、
 式内社と祭神 
http://homepage2.nifty.com/mino-sigaku/page809.html
に書いておきました様に、
  青色は天皇家の勢力が強かった所。

赤色は、藤原氏の支配力が強かった所--式内社の数が多い
が言えることになります。

 このようなことは、どなたの歴史書にも書いてありません。

話題は全く異なりまして、前回は、どうして、空襲の話題になったかの説明を
次回にします。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。