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天照大御神を抹殺した不比等   72  -104- [真説 建国史]

日本書紀で天の石屋戸事件の前後の記述を眺めて見たい。不比等の主張が本文にあり「一書に曰く」は採用出来ないと考えるべきだ。  先づ本文ではイザナギ命は天照大神(格下げに注意)に高天原を治めよと命じている。 しかしスサノオ命には「天下を治めよ」と命令したことになっている。 しかしスサノオ命がウケヒのカケに勝ったあと暴力をふるった。しかしこの時天照大神が機織の小屋におられるのを見とどけた上で、ぶちの馬を飛込ませた。このために天照大神は驚いて「おさ」で怪我をして発病したので天の石屋戸に籠ったと書かれている。 これ以後天照大神は日本書紀に登場しておらない。古事記では天照大御神がニニギ命に高千穂に降って久邇を治める様に命令している。しかし日本書紀では高皇産靈尊の命令で、この神の皇孫ニニギ命が天降ったと書かれている。不比等は天の石屋戸事件で天照大御神を発病させて抹殺してしまった。 古事記と日本書紀の記述はこの様に全く異なっているのに、記紀の単語が使われている。



---私のコメント---
①日本書紀には、他の一書と書かれた部分が有ります。多い所では、10を超える他の一書が書かれています。3つあれば、3つとも関連性の無い事が書いてあります。と云うことは、他の一書が書いてあれば、日本書紀の外に、本が有ったことになります。
 日本書紀の作者は、他の一書を参考にしてくださいと云うことでしょう。
参考にすれば、日本の歴史が精しくなるのかといいますと、反対にややこしい歴史書になっています。

田村氏の解釈は、
「不比等の主張が本文にあり」
が、正しいように思います。

②天照大神(格下げに注意)-----この部分の意味はお分かりですか。

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