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小さな発見・新しい発見 滋賀県大津市の古墳(127) 壬申の乱(78) [古墳から探る歴史]

 前回は、大津京の発掘を担当されました林 博通氏が書かれました「さざなみの都 大津京」のはじめの部分を見て頂きました。
 その大津京が有った所は、さざなみの湖岸が見える所にありました。

同じ様に、発掘に参加されました田辺昭三氏も、大津京という言葉は使われませんでしたが、
【よみがえる湖都】 大津の宮時代を探る

とのタイトルを付けて、今は大津京は浮かびあがりませんが、間違いなく出現するであろう大津京を夢見て、書物の形にされました。


あると思われていた大津京は、忘れられるようになったことを、大津歴史博物館の研究紀要5に、次のタイトルで、研究員と思われる松浦 俊和氏が、書いて居られます。

それでも、やはり、大津京に近いものは有ったのだという気持ちは捨てることは出来なかったようで、次のタイトルで論文を書かれました。

 近江大津宮新「京域」論 

しかし、大津京があったとは書く事は出来ませんでした。

  
 このように見てきますと、大津に都が有ったことは、大津の皆さんにとっては、強い願望であったことが判ります。

 しかし、書かれた本を読みますと、無かったことがわかるような気がするのです。


 このお話を次回に書こうと思います。

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