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神話ではなかった古事記・葦原中国の平定(3) [日本の歴史]

もう一度繰り返しますが、古事記は、次の様に書いて、騒いでいる人達に国を譲るように部下を差し向けました。

  天照大御神の命もちて「豊葦原の千秋長五百秋の瑞穂の国は、我が御子、正勝吾勝勝速日天忍穂耳命の知らす国ぞ」
と言よさしたまひて、天降したまひき。ここに天忍穗耳命、天之浮橋に立たして詔りたまひしく、「豊葦原の千秋長五百秋の水穂国はいたく騒ぎてありなり」と告りたまひて、更に還りて上りて、天照大御神に請したまひき。ここに高御産巣日神、天照大御神の命もちて、天の安の河原に、八百萬の神を神集へに集へて、思金神に思はしめて詔りたまひしく、「この葦原中津国は、我が御子の知らす国と言依さしたまへりし国なり。故、この国に道速振荒振る国つ神等の多なりと以為ほす。これ何れの神を使はしてか言趣けむ。」とのりたまひき。

葦原中国とは、鳥取県の様です。

今回は、「麦木晩田遺蹟」はどの様な遺蹟であったかを調べてみます。
グーグルで検索しますと、一杯出てきますが、次の記事から、ある程度のことは分ります。

①妻木晩田遺跡 - 邪馬台国大研究
http://inoues.net/ruins/mukibanda.html 
四隅突出古墳 

②妻木晩田遺跡 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A6%BB%E6%9C%A8%E6%99%A9%E7%94%B0%E9%81%BA%E8%B7%A1

③国史跡 妻木晩田遺跡
http://www.daisen.jp/p/kankou/4/umigawa/2/
 遺蹟の海までの位置が、良く解る写真有り。

【洞ヶ原遺跡】
妻木晩田遺跡中の四隅突出墓群----弥生中期後半(BC100-AD50頃)
http://kofunoheya.blog.fc2.com/blog-entry-601.html

①からは、四隅突出古墳が一杯あることが分かります。四隅突出古墳は、山陰地方に多く見られます。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%9B%E9%9A%85%E7%AA%81%E5%87%BA%E5%9E%8B%E5%A2%B3%E4%B8%98%E5%A2%93

弥生中期後半から広島県の三次盆地に発祥したという。 弥生後期後葉から美作・備後の北部地域や後期後半から出雲(島根県東部)・伯耆(鳥取県西部)を中心にした山陰地方に見られる墳丘墓である。北陸では少し遅れ能登半島などで造られている。源流は今のところ判明していないが、貼り石方形墓から発展したという可能性もある。
日本海側を中心に約90基が確認されている。北陸地方(福井県・石川県・富山県)では現在までに計8基が知られている。
墳丘墓側面には貼り石を貼りめぐらし、規模は後の前期古墳の規模に近づくなど、古墳時代以前の墓制ではもっとも土木技術が駆使されており、日本海沿岸という広域で墓形の規格化が進んでいた。
 どうして、広島に発祥したものが、弥生後期後葉から美作・備後の北部地域や後期後半から出雲(島根県東部)・伯耆(鳥取県西部)を中心にした山陰地方に増えて行ったか。そして、北陸では、少し遅れて能登半島まで、増えて行ったか。

 この内、一つの県だけが有りません。

 このように、凄い事がわかっているのに、この記事を書いたウィキペディアの方は、解って居られません。
 
 古事記が、書いたことは、騒いだ人達のことを書いたことになります。もう一度、元に戻ります。
 詳しく書きますと、どのようなことを太安万侶がかいたのか、反対勢力に判ってしまうので、分かりにくく書いています。

 そこで、麦木晩田遺蹟の人たちが、大国主神の反対勢力の人達であったことを書いてみます。

鳥取県には、西伯郡と東伯郡という所があります、 現在は、西伯町と東伯町です。
2000年前と現在は、異なりますが、この境目に 「麦木晩田遺蹟」が有ります。

それも、その広さは、九州の吉野ヶ里遺跡の5倍の広さがあります。吉野ヶ里遺跡が見つかった時は、これは、当時の国だと大騒ぎになりましたから、私も頑張って行ってきました。 広い草はらに寝転んで、ここは国ではないなと思いました。 吉野ヶ里は、その後、神武天皇に攻撃されたと考えるようになりました。

 謎解きは、私が一人でするのではなくて、皆さんも一緒にやって下さい。

③の【洞ヶ原遺跡】も、読んで下さい。
 しかし、どんどん読んで行きますと、誰一人として、四隅突出古墳がどのような古墳であるか、解って居られません。

次回に別の方向から、「麦木晩田遺蹟」を書いてみます。

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