国土防衛(15) 自衛隊員を減らす(3)

前回、2回にわたって、「自衛隊員を減らす」をテーマにして、書きましたが、隊員を減らすのは、あまり賛成できませんね。
　というのは、世界の情勢が様変わりして来たことです。
一番激しかったのは、次の記事です。
プーチン大統領「米ミサイル防衛は無意味に」　露、軍備増強を誇示　
http://www.sankei.com/world/photos/180302/wor1803020011-p1.html

　この記事は、どういう意味でしょうか。　この記事をネットに載せた人は、「露、軍備増強を誇示」していると書いて居られますが、私の読んだ感想は、アメリカは、世界の指導者のように、北朝鮮に、「核兵器を廃棄しなさい」と、四・五度、警告を発しました。　北朝鮮は、返事の代わりに、「新しい核兵器をうちあげました」。
　日本の安倍首相は、トランプ氏の提案に、一番に追随する名乗りを上げました。

　その結果、北朝鮮は、もし、アメリカが、北朝鮮に攻撃した時は、東京とソウルに核兵器を使うと断言しました。

　そして、恐ろしい流れがあって、トランプ氏は黙ってしまいました。

次に、発言したのが、北朝鮮よりも、小型の原子爆弾の製造を始めると発言しました。

トランプ、先制核攻撃へ一歩──小型核弾頭開発を表明
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/02/post-9469.php

この懲りないアメリカに対して、嘲笑を含めて書いた警告が、
次の記事だと思います。

プーチン大統領「米ミサイル防衛は無意味に」　露、軍備増強を誇示　
http://www.sankei.com/world/photos/180302/wor1803020011-p1.html

この件に関しては、私は次の所に書きました。

　プーチン氏は、米国が２００２年に弾道弾迎撃ミサイル制限条約（ＡＢＭ条約）を脱退したことを改めて批判し、「今日の発言が潜在的な侵略者を正気にするよう望む」と述べた。
https://newspicks.com/news/2858862/

次の記事も、プーチン氏が、「プーチン大統領「米ミサイル防衛は無意味に」と書く気になったのではと思います。

米国にはしご外されたプーチン大統領の怒り
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/16/040400028/112100042/?i_cid=nbpnbo_lfcx