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絹戦争(9) -日留山人 - [思うままに]

結城は、○城と中国人の占領地だった地名である。この下流に竜ケ崎がある。
 鬼と○城と竜の地名パターンが、ここでも発見出来た。他方絹と桑のパターンで、絹産地であったことが分る。
 地名を一つだけ取上げて、同名の地名を全国から探したのでは、古代史は分らない。
 どんな小さな集落の地名も、かえられたのでは歴史が消されてしまうのである。地名は古墳以上に重要な例がここにもあった。
 少く共現在のこの付近の地名からは、何一つ古代を教えてくれるものはない。今一度地名はパターンが大切なことを強調したい。
 〝邪馬台国はここだ〟には、前橋市、高崎市、富岡市、藤岡市から、三角縁神獣鏡が出土したことが分る。
 この地名をいくら、ひねくりまわしても、歴史が分るだろうか。
 更に千葉県香取郡小見からも三角縁神獣鏡が出土した。結城と合せて、この勢力圏に加えて考えることだ。三角縁神獣鏡は漢が衰えてから後に作られたものである。

第13話 建国の日は正しかった  76ページ より

私が現在読んでいる本---2冊目  
 「地名から歴史」を読む方法  武光 誠 著
 地名の由来に秘められた意外な日本史

私のコメント ---- この本は、読みだして古い本です。「地名の事が登場した時には、いつもページを開くことにしています。それぐらいにしませんと、古くなった頭は、働いてくれません。 でも、気にいっています」

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