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歴史各論  勾玉(38)  勾玉製造元(27)ヒスイ製勾玉(17) 天神山古墳(8) [日本大好き]

天神山古墳に葬られた人は、どのような人か判りませんが、もう少し、調べますと、時代のずれはあっても、椿井大塚山古墳や、黒塚古墳の人も同じ仲間だと思います。

【椿井大塚山古墳と三角縁神獣鏡の研究】のタイトルのホームページがあります。
http://inoues.net/mystery/3kakubuchi_tubai.html この記事は、京都大学考古学研究室の岡村と云われるかたのものと思われます。
〔三角縁神獣鏡は倭に贈るために魏が特別に鋳造したものと考える特鋳説(小林1982)を支持するが・・〕と書いておられますのですが、これでは、天神山古墳、黒塚古墳、椿井大塚山古墳のことの説明が付かないと思います。
 二回読みましたが、文章が難しくてよく理解できません。
〔三角縁神獣鏡が畿内中枢から一元的に配布されたことは、同笵鏡の分有関係によって確実視できる。〕と書いておられますが、どうして、畿内中枢から一元的に配布されたのか理解できません。
 同じ型を用いて、同じ形の鏡を作り、その鏡が、どうして、全国に散らばっているのか説明が出来ないと思います。
 同笵鏡を持っている人は、同じ仲間の人で、関東から吉野ヶ里まで、絹を運んだり、絹を集めたりする仕事をしていました。同笵鏡は、その仲間が、同じ仕事をするときの許可証のような役割をしていたと考えますと、いくら、離れていても、同笵鏡が発見された所を線で結びますと、このグループのシルクロードが分るだけで、何等、驚くことではありません。

最後に、岡村氏は、「三角縁神獣鏡の出土は、32面以上の椿井大塚山古墳を筆頭に、岡山県湯迫車塚古墳11面、福岡県石塚山古墳7面以上、大分県赤塚古墳5面、兵庫県吉島古墳4面、山口県竹島古墳2面、福岡県那珂八幡古墳1面の順になり、すべて椿井大塚山古墳と同笵鏡を分有している点も見逃せない。」と書いておられます。

 一つずつも検討を加えなければいけません。
 湯迫車塚古墳は、長年、岡山県で支配力を持っていた中国人の最後の将軍のお墓だと思います。
次回は、湯迫車塚古墳のことを書いて見ます。

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