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歴史各論 三角縁神獣鏡(108)魏志倭人伝(59) 邪馬壹国は、何所に(55)邪馬壹国(14) [三角縁神獣鏡]

ハニ族の人は、長生きされたのではないかと書くつもりになりながら、書かないで、そのことと長生きが分らなくなるのではないかと、前回の脱線になりました。
 
 NHKで放映された【天空の棚田に生きる】を見る限りでは、過酷な生活をしておられる様が分ります。そのような過酷な生活をすれば、逆に長生きは出来なかったのではと思えるほどの日常です。
 
 その様子を記します。
 彼らは、高いところは、標高1800mある所で生活し、標高差は、1500mの棚田と説明していたように記憶します。上300m樹林です。その下に、人の住む村があります。
 田は、そこから1500mの標高差の所につくられており、20000枚あり、1500世帯の人たちで、稲作をしています。
 主なる農作物は、稲です。標高差が大きいですから、稲刈りは高くなるほど、遅くなります。食べるものの大半は稲ですが、稲刈りの時を除いては、田には常に水が入れられています。
 そこでは、鯉やタニシがおり、唯一のタンパク源となっています。低い所の他までは、距離にして3キロ半ほど、時間にして50分を要して降りて行きます。降りる時で50分ですから、村に戻るときは、当然、もっとかかるはずです。

 農作業で大切なことは、毎年行われる畦直しです。畦に生えた草を土ごと削り取り、その土と草を交ぜ合わせて、残った畦に塗る作業は、鍬一本で行われます。 20000枚ある畦の修理です。完成しますと、牛を使って鋤起こしです。その他の稲刈り等は、全て人力です。収穫した稲は、そのまま、村迄もってあがると重いので、田で穂先を叩いて脱穀します。器械は使用しません。勿論農薬等は一切使いません。
 農薬を使いませんと、収穫は3割ぐらい減るのではと思いますが確かではありません。

 脱穀したお米は、一袋に40㎏を詰めて、牛は使わないで、一人一人が方に担いで、3キロ半の道のりを歩いて村に帰ります。
 私ですと、30㎏でも、持ちあがらないと思います。20㎏でも、歩けないと思います。

 どれほど、凄い労働であるか、【天空の棚田に生きる】をご覧ください。
食べている物は、米が主食です。村の周りに栽培している野菜はあります。タンパク源は、先ほど、書きました鯉とタニシがありますが、外に鶏と豚がありました。これは、タンパク質と云うよりは、人間が、食べ残したものや排せつ物の処理、こぼれた食物を浚えてくれる動物です。この動物の汚物は、田に還元されます。
 養豚とか養鶏という感じはありませんでした。
 一日に出来る稲刈りは、その日のうちに、お米を運ばないといけないので、一日に出来る稲刈りは、40㎏の袋で、10袋だそうです。一日に何往復するのかは、忘れました。

 こうした風景は、どこから眺めても、みることは出来ませんから、NHKでは、ハンググライダーで、滑空して貰って撮影をしていました。

 如何ですか、私の記憶違いがあるかも知れません。自分の目で確かめてください。

 映像見た限りでは、長生きをするどころか、短命であったのは、確かであると思いたいところです。

 次回、続きを書いて、やはり長生きされたのではという 強引な理屈を書いて見ようと思います。




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