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歴史各論 三角縁神獣鏡(109)魏志倭人伝(60) 邪馬壹国は、何所に(56)邪馬壹国(15) [三角縁神獣鏡]

タイトルと関係ないことを書いています。
 どうしてかと云いますと、日本の歴史界は、

①卑弥呼一色です。三角縁神獣鏡は卑弥呼が魏の国から貰った100枚の鏡だと書いている人が一杯です。

②卑弥呼は邪馬壹国の女王だった。
 この二つは確定です。 卑弥呼は、崇神天皇の妹で、福知山で、外国からやってくる人の接待をしていました。ここで、上陸した人は、許可が出れば、岡山県の西大寺の所にある朝廷の本部に行くことが出来ました。 ここを日本人は、「夜麻登」と読んでいて、ここの責任者は、夜麻登-登母母曽姫でした。後の世に、この地は、夜麻登から、「倭」か「大倭」に変ったと考えています。
 「倭」か「大倭」に天皇が居られましたから、その時に、生れた天皇の名前には、第7代 考霊天皇 は、大倭-根子日子賦斗邇命という名前が付けられたと思われます。
http://rakuraku.cocolog-nifty.com/tanosimu/2008/10/no39-633b.html 

卑弥呼は、外交官であり、巫女さんでした。この地で亡くなった天照大御神の霊を祀っていました。 巫女であることを知っていた魏の人は、「卑」を頭に付けて、魏志倭人伝に、「卑弥呼」と記しました。

③箸墓古墳は、卑弥呼の墓である。これは最近、人気が出て来た説です。私もそう思います。卑弥呼の墓は、兄である崇神天皇が造ったと考えています。卑弥呼の後から亡くなられた崇神天皇の墓は、卑弥呼の墓の隣に作られたと考えています。

 ところが、崇神天皇は168才まで生きたとことになっています。これは、日本書紀を編集した人達が、干支がずれないように、干支をずらしたからと考えます。
 崇神天皇のほか、10代までには高齢の天皇が多いのと、古事記と日本書紀では、記述が僅かしかありません。これは、実在しなかったから、記事が少ないのと、各天皇は、高齢すぎるのが、実在しなかった天皇である証拠になっています。

 そこで、そうではなく、当時の人は、天皇に限らず、100才位生きる人が大勢いたということを説明するつもりになっています。

 そのようなことは、考古学上、壺がいくら発掘されても分りません。新しく記紀以前の本が見つかっても分りません。しかし、順序だてて考えれば判るような気がしています。

  NHKで放映された【天空の棚田に生きる】で紹介しましたハニ族の人たちは、それ程筋肉質の身体をしているようには見えませんでしたが、男女共に、40㎏のお米を背負って一日に、400メートルある高低差の所を二往復していました。
 家族構成が分りませんが、奥さんは14歳で嫁いできて、現在、54才、主人は、59才ですとある家族の夫婦の年令を報道していました。

 それがどうしたと云われそうですが、この過酷な労働で、40年は生きて来たということです。
 これは特別で、殆どの人は、35歳ぐらいで死んでしまうのではないかと思いたくなりますが、皆さん、明るくて、よく働いていました。
 
 別に、そのような生活が大変だという様子はありませんでした。
 「毎年、同じことを繰り返しすることが、我々の生活の全てだ」と云われた様に思います。文字も無かったですから、ひたすら同じことを繰り返して生きてこられたと思いました。

 田を耕す時に、牛を連れて行きました。あれっと、思ったのは、牛に荷物を背負わせていませんでした。坂が急なために、荷物を付けなかったのかと思っていました。しかし、そうではなくて、牛を大切にしていたのだということが判りました。
 どのように大切にしていたのかと云いますと、家族のどなたかが亡くなり、お葬式をする映像がありました。
 その時に、大切な牛を殺して、あの世に持って行かせるのだとありました。私は、やっと、過酷な労働から解放されることになるのに、あの世で、又、牛を使って働いて貰うのだと皆さん、考えられるのでしょう。
 牛一頭を失うことは、私たちが、車を壊してしまうより、大きな痛手だと思うのですが、
それだけ、その大切な牛をお供にして、精一杯のお葬式をされていると思いました。 

 家族が、30~35才で死にますと、そのたびに牛一頭も死ぬことになります。 それでは、経済的に負担が多いです。ハニ族の村では、長生きをする人が多いので、牛を道ずれにするという風習が残ったのでしょう。もっとも、牛の寿命は20年ぐらいまでですから、寿命の近い牛を供するのかもしれません。勿論、殺した牛は、周囲の皆さんで、食べることになるのでしょうが。
 
 NHKに、この村では、高齢者が多かったかどうか、教えて下さいとお願いしましたが、返事は頂けませんでした。









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