村社 山根神社

東伯郡西郷村大字山根字鳥ヶ玉　鎮座

　祭神　猿田彦神、倉稲魂神
　由緒　創建年月不詳と雖、旧来松上大明神と称し崇敬せし神社なり、
　　　　明治元戌辰年十一月山根神社と改称せられ、同時に末社の神
　　　　(祭神倉稲魂命)を合祭せられたり。
　　　　例祭日　十月十七日
　　　　建造物　本殿、神楽殿、通門
　　　　境内坪数　四百五十九坪
　　　　氏子戸数　四十五戸

村社 伊木神社

東伯郡西郷村大字伊木字桑ノ谷奥平　鎮座

　祭神　武甕槌神、倉稲魂神
　由緒　当社は旧来大将軍神と称し、常陸国鹿島神宮と同神なり、元禄
　　二壬申年河島宗右衛門現在の境内地及び境外地を寄付児同年九月之
　　を創建し大字伊木区の氏神として崇敬せし神社なり、明治元年十一
　　月　伊木神社と改称、同時に末社　倉稲魂神を合祀、大正十二年十
　　月十七日　神饌幣帛料共進神社に指定せらる。
　
　　例祭日　十月十七日
　　建造物　本殿、拝殿、参籠？、髄神門
　　境内坪数　二百七十坪
　　氏子戸数　五十六戸


私からのコメント
　鎮座の地名に　「桑ノ谷奥平」があります。いつ誕生した地名わかりませんが、この村では、桑の生産があったと思われます。　桑すなわち、絹の生産が行われていたことが解ります。